１２月１４日（火）に、９年生は学年の百人一首大会を行いました。本校では、国語の古典の授業の一環として、長らく百人一首に取り組んでいます。授業では多くの時間はとれませんが、生徒の皆さんは各自で歌を覚えるなど、それぞれに準備をして大会に臨みました。9年生ともなると、百首全部をほぼ覚えている人もいて、上級の部では、読み手の初めの句を聞いただけで、札を取り合うレベルの高い勝負が繰り広げられました。はじめに、個人戦を行い、後半ではクラス対抗の団体戦が行われました。静寂の中に響く読み手の声に続き、鋭い眼差しで札を探し取り合う姿は、さすが9年生と感心させられました。大会の様子を一部紹介します。
２階多目的ホール前の廊下で、美術部の学内展が開かれ、部員が部活動の時間に取り組んだ絵画や造形作品が多数展示されています。限られた時間の中での制作でしたが、どの作品もそれぞれに個性豊かに仕上がっており、足を止めて鑑賞する生徒の姿が多数見られます。作品に込められた心情に想いを馳せるとともに、巧みな技法にも目を向け、鑑賞力の向上を図ってほしいと思います。全島根小・中学校図画作品展の入選作品もあわせて紹介します。
１２月２１日（火）に、９年生を対象に性教育講演会が開催されました。ココラボホールに島根大学保健管理センターの河野先生を講師としてお迎えし、学年全員でお話や映像を視聴しました。自分と相手を大切にすることの大切さや、境界線を越えないよう注意することなど、思春期だからこそ気をつけることについて学ぶことができました。またSNSの恐ろしさをあらためて認識するとともに、身近なところにも誘惑や危険が潜んでいることを教えていただき、今後生活する上で気をつけることなどを具体的に考えるよい機会となりました。様子を一部紹介します。
１２月２４日に２学期の終業式が前期課程と一緒に行われました。今年度初めて校歌もピアノの伴奏で歌うことができました。校長先生から２学期の頑張りに対する賞賛とふり返りをしっかりするようにお話が合った後、児童生徒代表３名の話があり、それぞれに１年間の頑張りを発表してくれました。式が終わると、２学期に受けたたくさんの表彰の紹介と伝達を行い、入賞した皆さんを拍手で称えました。午前中３時間の授業を受けた後、昼食・大掃除・終礼を行い、今年最後の一日が終わりました。生徒の皆さん・保護者の皆様にとって、来年がよい年となりますようお祈りしています。今年１年、ありがとうございました。