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島根大学教育学部附属義務教育学校前期課程 ホーム

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研究のあゆみ

本学園の教育研究

令和5年度 島根大学教育学部附属学校園研究主題

「新しい自分を創る」~未来創造科と各教科をつなぐ実践~

予測困難な社会の変化に主体的に関わり,これからの時代をたくましく生き抜いていくために,学校教育においては,子どもたちが様々な変化に積極的に向き合い,他者と協働して課題を解決していくことや,様々な情報を見極め知識の概念的な理解を実現し情報を再構成するなどして新たな価値につなげていくこと,複雑な状況の中で目的を再構築することができるようにすることが求められている。知識・技能を使いこなすだけではなく,理解していること・できることを使って未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等を育成することや,どのように社会・世界と関わり,より良い人生を送るか,学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性等を涵養することが重要である。

本学園では,上記のような社会の課題に対して,子どもたちが自らの可能性を発揮し,他との共生,共存のなかで,持続可能な社会の担い手としてたくましく生きていくための力を育むことを目指し,本校特設教科である『未来創造科』を設定し,中核にして学びを展開している。未来創造科では,自己理解を伸ばし,他者意識を高めながら仲間とつながり,探究を通して創り出した成果をもとに社会参画をしていく子どもたちの姿を目指している。学園全体で取り組む未来創造科で目指す子どもの姿や、探究的な活動を他教科・領域の取り組みと関連付けながら,本学園での保育・授業づくりにつなげていきたい。

そこで本学園の保育・授業においても,伸びる・つながる・創る子どもたちの姿を目指して探究的な活動を大切にする。各教科等において育成を目指す資質・能力を踏まえ,子どもが自ら発見したり設定したりした課題を探究するために,思いや願いをもち,これまでの経験や既習や新たに獲得した知識・技能を活用しながら学び合うなかで,子ども自身が自分の思考の変容を見つめ,自己理解,他者意識,社会参画の視点から学びを捉え直し,新たな価値観を創り出す学習活動を展開していくための手立てのひとつとして,今年度は資質・能力や見方・考え方,教科内容を視点に,未来創造科と各教科とのつながりを探り,保育・各教科等で実践していくこととした。

これまでの出版物

  • 「近代学力」昭和35年
  • 「追求する力を育てる教育」昭和44年
  • 「子どもの追求力と授業」昭和47年
  • 「わたしたちの全校活動-そのあゆみと実践-」昭和55年
  • 「子どもがつくる授業」昭和61年
  • 「子どもがつくる授業と新教育課程」平成元年
  • 「附小の実践研究のあゆみ」平成14年
  • 「くらしをひらく子ども-自らの学びをつくる授業-」平成15年

これまでの研究のあゆみ »

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