『祈りのうた』
8月20日(日)浜田の石央文化ホールで開催された第62回島根県合唱コンクールにおいて、本校コーラス部の演奏が評価され、9月24日(日)山口のシンフォニア岩国で開催される中国大会への出場切符をいただくことができました。今年、コーラス部が取り組んでいる曲は「安水稔和の詩による『祈りのうた』」より「Vocalise」「風のうた」。安水さんは、1995年の阪神・淡路大震災直後から震災を主題とした詩を精力的に発表し続け、東日本大震災の被災地にも思いを寄せられた神戸の詩人です。『祈りのうた』もまさに震災での思いを「風」をテーマに書かれています。その詩に作曲家三宅悠太さんの紡ぎだす美しい旋律とドラマティックな音楽構成が聴く人の心を魅了する曲です。確実な音程感とストレスを感じさせない上質で品のある本校の歌声、曲を理解し、曲の構成を立体的に引き出す音楽表現で、さらに聴衆を魅了する演奏になることを期待します。熱い夏休みの間の練習、本当にお疲れさまでした。
※ホール内は撮影禁止のため、ステージでの演奏写真はありません。