僕の脳みそ～生きづらさの中でも～
11月27日（水）午後、授業公開並びに人権講演会を開催しました。講演に先立っての公開授業では、人権に関わる授業を参観していただきました。
続いての講演会では、一般社団法人学びDesign共同代表、宍道高校居場所カフェPlace責任者の高橋椿太郎さんをお招きして、演題「僕の脳みそ～生きづらさの中でも～」と題してお話をしていただきました。「生きづらさを感じたことがありますか?」との問いかけから始まったお話。高橋さんは、青春真っ只中の高校生の夏に10万人に一人という難病を発病されました。その病気の後遺症を抱え不登校になられた経験から、障がいとは? 学びとは? と考え続け、偏見を払拭し、誰もが認められる社会、誰もが孤立しない空間（居場所）をつくりたいとの思いをお話しくださいました。高橋さんのひとつひとつの言葉から生きづらさの中でも日々前を向いて歩んでおられる姿を感じました。
そして、生徒代表8年広瀬夏鈴さんのお礼の言葉のワンフレーズにも心が動いた人が多くいたのではないでしょうか。
「私は生きづらさを感じたことがありません。これは、私は家族や友だちに受け入れてもらっているから、私には居場所があるからなんだということに気付きました。」
髙橋さん、貴重なお話をありがとうございました。