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フォトニュース

2020年7月

ニュースの写真1

本日、年長そら組は、島根大学の『どろ団子博士』松本一郎先生にお出かけいただき、「どろ団子教室」を行いました。

日々、サラ粉を磨いてスーパーサラ粉を作ったり、様々などろ団子を作ってきた年長さん。『どろ団子博士』の登場にワクワクです。

さすが博士です、まず子どもたちの興味関心をひくために、自慢のコレクションを見せてくれました。

「これは10年前に作ったどろ団子。みんな生まれていた?みんなよりお兄さんお姉さんのどろ団子だよ。」と見せてくれたどろ団子の質感、見ただけでカチカチです。「わあ、なんかすごい!」と、どろ団子の放つオーラに驚いていました。

博士、何とその大切などろ団子を、落としてしまいました。「あ、割れる!!」

すごいです。10年物のどろ団子、高所から落としても、ヒビ一つ入りません。子どもたち、驚嘆の声。

子どもたちの気持ちをぐっと引き寄せてから、「幼稚園にある土・泥はどこから来たのか」という内容の講義が始まります。絵を描きながら、「雲があって、雨が降って、川ができて、土が流れて…」とてもわかりやすく、楽しいお話に、子どもたち20分じっくりと聞き入っていました。

さあ、いよいよどろ団子作りです。幼稚園にある土ではなく、今回は準備していただいた「荒木田土」他2種類をブレンドした松本スペシャルの土を使います。

まず、とにかくこねる。こねて、中にある土の粒子を均一にすることが、堅いどろ団子を作る時のポイントだそうです。子どもたちが自分で作るどろ団子では、あまりしない作業がここかな、と思います。とにかく早く丸くしたくなる気持ちを抑えて、こねる。十分に、こねる。

そのために、歌が用意されています。♪にぎにぎにぎにぎ つよくなあれ♪ 松本先生作詞作曲の名曲を、素直な子どもたち、熱唱しながらこねました(笑)。

2番。♪ころころころころ まあるくなあれ♪

3番 ♪ころころころころ きれいになあれ♪

3番まで歌い終わると……ほんとうに、きめの細かい、きれいな団子が出来上がりました。子どもたち、嬉しくてしかたない様子です。

地学の基礎を大学教授から、「どろ団子作り」という経験を通して学ぶ幼稚園、なかなか他には無いと思います。貴重な体験となりました。後の振り返りでも、「博士みたいな10年もつどろ団子が作りたい」とめあてを持っていました。さあ、明日からの年長さんの遊びがどう深まって、広がっていくのか、楽しみです。

最後に太田が個人的にはまっている、「子どもの手元の写真」を何枚か載せます。一生懸命な子どもの手元って、可愛いと思いませんか??

 

さあ、ことり組は久々の水遊び、気温が上がったのでとても楽しく遊べました。詳しくお伝えしたいのですが、やはり水着の写真をインターネットに載せるのは良くないので、遠景で写した写真で雰囲気をご覧ください。

学級を2つのグループに分けて、ビニールプールで遊ぶグループ、芝の上で水鉄砲などで遊ぶグループ、交代して遊びます。

来週の自由参観で様子をみていただけるかな、と思います。ただ、善意で水をかけられるかもしれませんので、ご注意ください(笑)。私も毎回ビチョビチョです。

もう1エピソード、先日、7月生まれの子どもたちの誕生会を行いました。

今年はコロナウイルス対策により、保護者の皆様にご参加いただけなくて残念なのですが、書いていただくエピソードと赤ちゃん写真が、本当に良いな、と感じています。一人一人がとても大切に育てられていること、子どもたちに十分伝わっています。エピソードを紹介されている時の誕生児さんの顔、赤ちゃん写真を見せて回っているときの誕生児さんの顔。恥ずかしいような、でも嬉しさいっぱいの表情です。

おやつは、7月ということで、給食会さんの『七夕ゼリー』。

私が冗談で「七夕だから、笹の味かな?」と言ったのを真に受けている子どもがいたらごめんなさい。ソーダ味の、爽やかなゼリーでした。

7月生まれのみんな、お誕生日おめでとうございます。

7月に入っていろいろバタバタして、フォトニュース更新が滞り申し訳ありません。頑張ります。

ニュースの写真1

7月31日(金)、本日、1学期終業式を行いました。1学期はコロナウイルス対策による休園で、保護者の皆様に多大なご協力をいただきました。暑い中でしたが、7月いっぱい登園日とすることで、休園していた期間のカリキュラムを何とかこなせたかと思います。2学期以降もコロナウイルス対策を実施しながらの園生活となると思いますが、大切な子どもたちのこの1年、可能な限り、また可能なように工夫して、例年と変わりの無い学びの保障ができる園生活を創っていこうと考えています。今後とも、ご理解ご協力よろしくお願いします。

さて、今日の終業式の様子です。久々に、全園児で集まって行いました。しっかり距離を空け、換気をしています。園長先生より、1学期を振替っての話、夏休みの過ごし方の話を聞きました。

年少も年長も、式の間、姿勢良く参加することができました。1学期の間(年長は1年以上)、学習生活支援研究センターCOCOラボと共同開発をした、体幹を整える「体ほぐし体操」を毎日してきた子どもたちです。成果がでているかと思います。2学期からは、一人一人この体操による体幹力について、効果測定をしていく予定です。

ことり組、園歌を覚えて、そら組と一緒に元気に歌うことができました。皆様、コロナウイルス対策をしっかりとしていただき、楽しい夏休みをお過ごしください。8月28日に元気な姿に会えるのを楽しみにしています。

 

さて、しばしフォトニュースが更新できませんでしたので(ごめんなさい)、単発的にトピックをお伝えしていこうと思います。

まずは、ことり組のザリガニ作り。そら組から預かったザリガニに興味津々なことり組のみんな。とても愛着を持って観察しているので、製作活動として表現することにしました。

それぞれ個性的なザリガニが出来上がりました。ハサミや尻尾の表現方法が、個性が出ていて面白かったです。

担任が環境を工夫して、絵の具でぬたくり遊びをした時の紙を使って池を作っていました。子どもたち、できた自分のザリガニで早速ごっこ遊びです。

ことり組さん、ロボ木ー作りの時もそうでしたが、自分の作ったものに愛着をもって遊ぶ姿がとても素敵だと思います。対決させて、壊れる子ども多数でした(笑)。今後は壁面装飾などに使う予定なので、また見ていただく機会があるかと思います。

 

さて、年長さん。「自分で見つけた遊び」の後の話し合いが本当に深まってきています。

友だちの気付きや思いに、自分なりの考えを伝えたり、時には葛藤をかかえた話し合いになったりしています。そこには、もちろん担任の意図や願いが入っています。時には自分と同じ、また時には自分とは違う、友だちの考え。それにふれ、友だち(他者)を理解したり、共感したり、触発されたりしていきます。「どろ団子」などの活動だけで無く、「一所懸命頑張る」「みんなで協力する」などといった概念的なものも『学級で共有』していきます。2学期は、そんな学期になるかと思います。

どろ団子博士に教えてもらった団子作り、あれから自分たちなりに深めています。学級では、作り方が目で見てわかるよう、掲示の工夫をしています。

どのどろ団子がよくできているか、ではなくて、どんな努力やプロセスで作ったか、どんな発想や工夫で作ったのか、なにをめあてにして作っているのか、そんな多様性や過程を認め合える活動になるよう、担任が工夫しています。見てください、この大きなどろ団子!他にも布で磨いて光らせようと工夫したり、毎日秤で何グラムかはかって記録したりしています。

さて、次は水遊び。今年は前期課程のプールを使っての水遊びをコロナウイルス対策で中止し、園庭で水遊びを行いました。管理面で大変なところはありましたが、様々な活動ができ有意義なものになり喜んでいます。これも学年によって担任が発達に見合った活動になるよう工夫していました。

年少さん。洗濯ジャブジャブ遊びです。とても喜んで遊んだので、ご家庭の洗濯もこれでぜひ(笑)

よい写真はたくさんあるのですが、水着写真なので、手元と遠景のみでお伝えします。

様々な遊びを通して、水の特性に気づいたり、それを活かして遊んだことり組でした。

そら組は、やはり協同的に遊びを進めます。

前庭の端から端まで、樋やホースをつないで、水を通そうと試行錯誤していました。暑い7月、水遊びを存分に楽しんだ子どもたちでした。

そうそう、園庭のブルーベリーが色づいたと思ったら、すぐに子どもたちが気付き、できたものから洗って食べていました。「ブルーベリー狩り行ってくる!」との声も聞こえていました(笑)。

ことり組はアサガオ、そら組はフウセンカズラ。とても良い感じに育ちました。夏休みの間、ご家庭で水やりと観察、よろしくお願いします。

では、よい夏休みをお過ごしください。

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