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フォトニュース

2022年6月14日

ニュースの写真1

先日、本年度第1回目の「木音の部屋開放日」を行い、地域の未就園親子の皆様にご来園いただき、楽しい時間をすごしました。

「楽しみに待っていました。」「初めて来ました。楽しかったので、次回も来ます。」と言ってくださることが、何より嬉しいです。みなさん、約2時間飽きること無く、楽しく遊んでくださいます。

7月も実施予定です。まだ人数に空きがありますので、どうぞお気軽にお出かけください。たくさんの木のおもちゃを準備してお待ちしています。

 

年長そら組は、島根大学の『どろ団子博士』松本一郎先生(SDG’s関連でメディアによく出られます)にお出かけいただき、「どろ団子教室」を行いました。天候を心配しましたが、活動中崩れること無く、1時間30分しっかり集中して、楽しく活動ができました。

ことり組から砂や土に親しんできた子どもたち。待ちに待った『どろ団子博士』の登場です。

まずは大学のような講義「どろだんごものがたり(幼稚園にある土や砂はどこから来たのか)」でスタートです。絵を描きながら、「雲があって、雨が降って、川ができて、砂が流れて…」と、とてもわかりやすく、楽しく話をしてくださり、子どもたち約20分じっくりと聞き入っていました。松本先生ご自慢のイラストを載せますので、年長さんにどんな話だったか、写真をみせながら聞いてみてください。

続いて一郎先生、自慢のコレクションを見せてくれました。歴史あるものは10年寝かせてあるそうです。つやつやと堅そうな泥団子のオーラに、子どもたち驚いていました。

その大切な10年熟成させた自慢のどろ団子を、なんと、落としてしまいました(もちろんわざとです)。「あ、割れる!!」

さすが、10年物のどろ団子。落としても、ヒビ一つ入りません。子どもたち、驚嘆の声。驚くだけでなく「もっと高いところから落として!」のリクエスト。そら組さんも、さすがです(笑)。博士、リクエストに応えて、さらに高いところから。。。

われませんでした、よかった! では、いよいよどろ団子作りです。自分たちも、固くて光る団子を作ろう、と意欲満々。今年は持参いただいた、松本スペシャルの土を使います。

まず、とにかくこねる。こねて、中にある土の粒子を均一にすることが、堅いどろ団子を作る時のポイントだそうです。子どもたちがこれまで、あまりしなかった作業がここかな、と思います。早く丸くしたくなる気持ちを抑えて、十分に、こねる。

適量(掌のサイズによって違ってきます)をとり、毎年恒例、松本先生作詞作曲の名曲♪にぎにぎにぎにぎ つよくなあれ♪ を歌いながら、10分ひたすらこねました。

十分こねた泥は掌にくっついて落ちない、との話を聞き、試してみます。「ほんとだ、私の落ちないよ!」

さあ、次のステップ、名曲2番。♪ころころころころ まあるくなあれ♪ 掌で丸く整えていきます。

いよいよ仕上げの3番。 ♪ころころころころ きれいになあれ♪ 一度手を洗って乾かしてから、再度転がして、表面を整えていきます。

3番まで歌い終わると……違いがわかりますか?とてもきめ細やかな、美しい泥団子になりました。子どもたち、宝物を持つような手つきをしています。

地学の基礎を大学教授から、「どろ団子作り」という経験を通して学べる、附属幼稚園ならではの貴重な体験となりました。博士に「ビニール袋に入れて乾燥しすぎないようにする作戦」を教えてもらい、「もう作り方を覚えたから、失敗しても大丈夫。これから研究をして、いろいろな泥団子を作ってみてね。10年後、どんな泥団子になっているかな。」を今後のめあても示していただきました。さあ、この泥団子作りがどう深まって、広がっていくのか、楽しみです。

保護者の皆様で、自分も作ってみたい、という方がおられましたら、太田までお声がけください。松本スペシャルの「団子の土」をお渡しします。

 

話題をかえまして、先日、年少ことり組「親子交通安全教室」を行いました。松江警察署、川津交番からお巡りさんにお出かけいただき、交通指導員さんと一緒にご指導いただきました。

ペプサートや寸劇もまじえながら、わかりやすく、交通安全について指導してくださいました。

年長文化部保護者の皆様にお手伝いいただき、横断歩道を安全にわたる練習をしました。信号をみて、右左右をみて、手をあげて、ドライバーの顔をみて、わたります。

1年生になると、自力で学校に通うようになります。それまで、しっかりと親子で安全な歩き方を意識して登降園をし、練習を重ねていきましょう。

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