このページの本文へ

島根大学教育学部附属幼稚園 ホーム

Menu

サイトマップ

このページの位置: ホーム > フォトニュース > 2023年7月3日 > 記事

フォトニュース

2023年7月3日

ニュースの写真1

先日、後期課程9年生が、家庭科の授業『ふれあい体験学習 幼児と遊ぼう』で来園しました。

今回の対象は、4歳ことり組。附属学園の最年少4歳と最年長15歳の組み合わせです。どのようなふれ合いになるのか、楽しみです(笑)。

基本的にペアになって、一緒に園庭で遊びます。遊戯室での始まりの会の後、9年生に名前を呼ばれて4歳児と一緒になりました。

9年生にはちょっと照れがあり、ことり組はやや不安な様子も。頑張れ、9年生!大きな声で呼んであげてください。

しかし、いくら年の差11歳といえど、そこは子ども同士。遊び出すと、すぐにお互い気を許していい雰囲気になりました。

さあ、気を許すとすぐに、全開で遊び出すことり組。まずは、なんといっても虫探し。

「バッタが欲しい」「チョウチョつかまえて」の無茶ぶりに、一所懸命答えようとする9年生。ありがとう。

思春期の9年生、当然、虫が苦手な子が沢山居ます。「ほら、ダンゴムシ」と掌に10匹のダンゴムシ(笑)。「せめて1匹にして!」と叫んでいました。

ひょうたん池では、ことり組が先生です。「手でつかまえないといけんよ」「おにいちゃんの足の近く!はやく!」

最後には、ことり組のために、頑張ってメダカをつかまえた9年生。さすがです。

一方では、ことり組さん全力ダッシュ! 必死について行こうとする9年生、「あの子早すぎ!」とおいていかれます。そう、4歳児はすばしっこいのです。

登り棒を見守る9年生。中学生も登っていいよ、と言うと、スルスルっと簡単に登っていきます。その姿に、ことり組「すっごい!」と素直に感動。

シーソーから降りるのに、急いでビールケースを運んでくれました。大丈夫、上手に降りられるから。

ごっこ遊びに、お姉さん役で参加してくれました。懐かしい感覚に、嬉しそうでした。

砂場も盛り上がります。砂の感触、9年生は何年ぶりでしょうか。

1時間に満たない時間でしたが、たくさんのほっこりする場面に出会うことができました。9年生は自分が成長したという実感や、自分が「親になったら」という感覚も持てたのではないでしょうか。

ことり組は、遊んでもらう心地よさを感じたり、ぼんやりと自分たちの11年後の姿をイメージできたのではないか、と考えています。

明日は、9年生の違う学級と、年長とのふれあい体験学習があります。今度は年の差10歳、どんなふれ合いが生まれるのか、楽しみです。

ページの先頭へ