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フォトニュース

2023年10月17日

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10月11日(水)、5月に続いて第2回の附属学校園合同集会を行いました。幼稚園4歳児から、後期課程の9年生まで、11年もの年齢の幅のある子どもたちが一堂に会する機会です。

爽やかな秋空の元、後期課程の校庭に、縦割りのグループで集まりました。グループ数、なんと28!

活動の内容は、後期課程の生徒会役員が企画したゲームを楽しみました。最初は、「じゃんけんゲーム」。ステージ上の生徒とジャンケンをし、勝ったら立ったまま。負けるか、相子だと、座る。幼稚園のみんな、ルールが理解できたたかな?少し、いやな予感(笑)。

予感的中、勝っても負けても立ったままの園児続出。しかし、そこで、後期課程の生徒が声をかけてくれます。「相子でも座るんだよ。」「次に頑張ろう!」と、園児の隣に来てくれて、優しく教えてくれました。さすが、ありがとう。

最後の勝者インタビューも、園児のほのぼの回答に、児童生徒のみんな微笑んでいました。

ゲーム2つめは、ボールリレー。前から後ろへ、行きは体の前でパス、帰りは頭の上でパスします。ジャンケン大会で園児の実態が理解出来た後期課程9年生、今度は事前にやり方の指導をしました。

さあ、スタート!11歳の年齢の幅を超えて、力を合わせてがんばります!

終わった後、後期課程の生徒が「これ、幼稚園の子が居るチームは不利だよね~。」とポツリ。そうだよね、ごめんごめん。もちろん、そうつぶやきながら、その生徒は笑顔だったので、幼稚園児の頑張りは伝わっていました。

ゲームはもちろん楽しかったのですが、その合間の異年齢のふれ合いでは、見ていて嬉しくなるような、子どもたちの笑顔がたくさんみられました。

ある前期課程の6年生が、私に話しかけてくれました。「ねえ、泉先生、わたしさあ、(幼稚園児をみながら)あんなに可愛かった頃の自分が想像出来無いんだよね。」意外と真剣な表情です。「○○さんが可愛かった頃の思い出は、先生の中にたーくさんあるよ。あの可愛かった時期があって、今、立派な6年生の○○さんが居るんだよ。」と話すと、そうだよね、と笑ってくれました。

附属の園児児童生徒が一堂に会する合同集会。上の年齢をみて憧れたり、大きくなる自分を想像したり。下の年齢をみて、面倒をみたり、自分の育ちを確認したり。一貫教育の良さを改めて感じた1時間でした。

 

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