今日も良い天気になり、子どもたちは存分に園庭で遊びました。簡単にではありますが、様子を紹介していきます。
昨日、前期課程の体育会で30秒レースを走ったり、いろいろな競技をみてきたそら組。さっそく、身体を動かす遊びに取り組みます。
そんな子どもたちの様子をみて、運動遊びを通して、今の時期の年長に経験させたい探究的で協働的な活動にならないか、ちあき先生、子どもと一緒に考えました。
そこで考え出したのが、サーキット作り。飛び石にビールケースを使いましたが、足りません。すぐに、空き箱を使う考えが出ました。でも、ジャンプして空き箱に乗ると、箱がぐにゃり。そこで再度、考えました。「紙や新聞を中に詰めたらどう?」
詰めた結果はどうなったでしょうか。夢中になって、取り組みます。
取り組むこと1時間、サーキットがジャングルジムまで届きました!
楽しそうなサーキット遊びに、そら組さん、引き寄せられてきました。
空き箱も、強度ばっちり!さあ、この遊びが、どう展開していくのか、楽しみです。
時間を「自分でみつけた遊び」に戻します。
先日紹介した蟻地獄作り。今日も築山の上で、夢中になって工事中です。
晴れが続き、カチコチの土を掘るのに、ぬらして土を柔らかくする作戦。掘っていくと、「あれ?土の色が変わったよ!」
蟻地獄が、いつの間にかダムに(笑)。
指で、細い水路を作ってみます。どうなるか、想像しただけでワクワクしますよね。
一方、年長が卒業した(?)砂場では、ことり組が思う存分、砂場全面を使って「ピタゴラスイッチ作り」です。
水がだんだんに流れていくよう、工夫します。スクラップアンドビルドの世界です。
砂山のトンネルにも水を流そうと、左右から穴を掘ります。ここはビーチ? この砂は、浜砂といって、本当に砂浜の砂なんですよ。
そんな遊びの様子を、かな先生がipadで動画撮影しました。学級で共有する時間に、動画をみながら、ピタゴラスイッチ作りの紹介です。
まだ4歳の今の時期は、友だちの遊び(自分はしていない事)の話にそこまで興味関心を持たないのですが、動画という視覚支援があると、皆ものすごい食いつき方です。遊んだ子どもたちも、動画をみながら言葉で説明をします。デジタルの有効活用の1つかな、と感じました。
またまた時間を戻して、「自分で見つけた遊び」へ。
頭をつきあわせながら、木の実を「宝物だね」「ダイヤモンドだよ、これは」と会話しながら拾っている姿が可愛かったので、思わずパシャリ。
ダンゴムシを、いろいろな場所に持ち歩いて観察をしたり、葉っぱを入れてあげたり。
ツリーハウスでは、喫茶店が開業しました。木漏れ日が気持ちの良い、土遊びの工夫が詰まった喫茶店です。
木音の部屋のテラスでも、別のお店が開業しました。珈琲屋さん?
このテラスは、いろいろな遊びに使えるように、考えて設計してあります。のぞき窓のような空間は、雨樋をかけたり、ディスプレイに使ったり、と使用用途を考えていましたが、今日は調理用具が並んでいました。なるほど。
各保育室の小動物たちの飼育も、ちゃんと毎日気にかけて、世話をしています。「先生、みて」ぱっと手をあけると、アマガエル~!
カエルといえば、今日はそら組で部屋の壁に掲示する、カエルを制作しました。
可愛い、個性的なカエルがたくさん出来ました。どんな壁面になるのかは、来週の保育公開日をお楽しみに。
今日改めて感じたのが、水色とみかん色の帽子が、いろんな場所で混じり合っていることです。ことり組さん、園での環境に慣れて、年長の遊びにも目が向くようになってきたり、体操をペア・トリオで行っていることで親しくなってきたりと、いろいろな要因はあるかと思います。異年齢が遊びを通して関わることは、「自分でみつけた遊び」の大事なねらいの1つです。
これからも、帽子のミックスジュースがたくさん見られるといいな、と思います。