公民館からまちづくりを探る！
7年生の未来創造科では、公民館訪問を軸にした探究活動を行っています。7月14日・19日、9月12日・25日の４日間を公民館訪問日と設定し、それぞれが調査する公民館（持田公民館、朝日公民館、城西公民館、城北公民館、川津公民館、雑賀公民館）へ２～３回程度訪問しました。館長さんの講話を聴いたり、実際に行っているイベントに参加させていただいたりなど、「住みたいまち」につながる学びがたくさんありました。その後、それぞれが調査活動をした公民館について情報共有をしたり、それぞれの公民館の特徴や取組について整理・分析したりするなど、学びを深めました。
今後は12月1日（金）の学習発表会に向けて、一人一人が公民館調査活動での学びを一枚の新聞にまとめます。
新聞づくりのポイント！
7年生未来創造科の12月の発表会に向けて、10月25日（水）、山陰中央新報社NIEの清水様に来ていただき、新聞の魅力をお話ししていただいたり、新聞づくりに関する技術をレクチャーしていただいたりしました。新聞は、保存（記録）性に優れているということや、記事の第１段落（リード）を読めばその記事のだいたいの内容がわかるということなど、新しい発見がたくさんありました。また、記事を書くときのポイントとして、大事なことから順番に書くということや５W１H（いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように、どうした）を意識することなどを教えていただきました。生徒は熱心に話を聴いており、今回の学びを今後の新聞づくりで大いにいかすことのできる時間となりました。
なお、この様子を10月26日付の山陰中央新報に掲載していただきました。
まつえ土曜夜市で発信！
9年生の未来創造科で、「資源とエネルギー」カテゴリーの海洋プラスチックごみリサイクルチームが10月28日（土）に行われた「まつえ土曜夜市」にブース「海洋プラスチック雑貨店」を出店しました。島根大学や県外企業の支援を受け、自分たちで集めたプラスチックごみを使ったキーホルダーなどのアクセサリーを製作し、販売しました。当日は附属生やたくさんの地域の方が立ち寄ってくださり、アクセサリーの販売を通して、島根県の海洋プラスチックごみの現状や、素材としての可能性などについて、発信することができました。
また、このチームの活動が一般社団法人「海と日本プロジェクトinしまね」のホームページにも掲載されています。
https://shimane.uminohi.jp/report/shimadai-fuzoku-doyouyoichi/
職場へ訪問！
8年生の未来創造科学習として、9月14日（木）、10月12日（木）の２回にわたって「職場訪問」を行いました。生徒２～４名が１チームとなり、市役所、病院、旅館、小売店、新聞社、IT関連会社など、市内40か所の職場をお伺いしました。
１回目の訪問では主に業務内容や職場の課題、仕事に対する担当者さんの「想い」などをインタビューしました。さらに、それぞれの職場にある課題をひとつ取り上げ、次回までに考える「宿題」を出していただきました。生徒たちは２回目の訪問までに「宿題」に熱心に取り組み、８年生全体にアンケートをとったり、解決策を話し合ったりしました。２回目の訪問では「宿題」について発表をしたのち、「住みたいまち」について考えを共有しました。
２回の訪問を通し、「働く意義」や「職場の方の想い」など、多くのことを学びました。その後、それぞれの職場について意見交換を行って分析をすることで、それぞれの職場の方の「想い」がつながって「まち」ができていることを見出していきました。12月8日（金）には学校内での発表会を開催する予定です。
お世話になった職場の皆様、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
効果的なプレゼンテーションのつくり方！
12月8日（金）の８年生未来創造科の発表会に向けて、島根大学教育学部の猫田准教授に、「効果的なプレゼンテーションのつくり方」についての授業を行っていただきました。内容（伝えたいこと）と構成（伝える順序）、発表（伝え方）の３つの重なりが目に見えるスライド資料になるようにすることや、伝いたいことは明確か、時間内におさまる分量か、聞き手の知っていることと知らないことを把握できているか、Ｗｈｙ、Ｗｈａｔ、Ｈｏｗとそれらの関係は明確かなど、プレゼンの極意を教えていただきました。これらのことが12月の発表会に生かされることを願っています。
猫田先生、ありがとうございました。