今のままの自分で十分ステキ!
11月29日(水)午後、授業公開並びに人権講演会を開催しました。講演に先立っての公開授業では、人権に関わる授業を参観していただきました。7年生は「人との関わりで大切なこととは?」、8年生は「リスペクトするとは?」、9年生は「部落差別をなくすために大切なこととは?」をテーマに考えました。どのクラスでも、自分事として考え、発言する姿がありました。
続いての講演会では、松江市在住のLGBTの当事者として、「すべての人がイキイキ生きる社会」の実現を目指して活動されている佐藤みどりさんをお招きして、演題「みんなが生きやすい島根へ」と題してお話をしていただきました。お話の合間に近くの人とディスカッションするコーナーもあり、生徒だけでなく、参加された保護者の方々も保護者同士で積極的に意見を交わされる場面もありました。お話を聴きながら、意見を交わしながらLGBT・LGBTQについて、自分の心と向き合いながら時間を過ごした生徒もいたのではないでしょうか。最後にじっと目を閉じて自分自身を抱きしめながら、今の自分に自分を肯定する声をかける場面では、今の自分と向き合うきっかけをつくっていただいたように感じました。
佐藤さん、貴重なお話をありがとうございました。