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フォトニュース

2022年11月30日

ニュースの写真1

いよいよ「こどもまつり」が近づいてきました。日に日に園内がお祭りのムードに包まれて、賑やかになってきています。

附属幼稚園の「こどもまつり」は、これまで『自分でみつけた遊び』で蓄えられた遊びや探究の積み重ねを、他学年や保護者の皆様にお祭りという形で公開する活動となります。

例えば、そら組にダイナミックに広がっている団子転がしコース。見るからに、楽しそうです。

これも、お祭りのための遊び、ではなくて、元は築山で探究的に遊んでいた泥団子転がしを、季節に応じて室内に移した遊びです。

団子も、様々な『団子の堅さレベル』を想定し、どの土を使うのか、どれだけ乾かすのか、大きさは、などなど、子どもたちの工夫がつまった堅い個性的な団子です。

築山でのコースも、何本かラインがあり、落ちたら濡れてしまう地獄の落とし穴(笑)や、凸凹で団子が壊れそうな坂など、しかけを考えていました。

それを、屋内バージョンでも考えて再現しています。ひもを引っ張ると壁が出てきてコースが変わったり、落ちるとパイプに導かれていったりします。

スタートは、3つのコースから選択します。ゴールのタライまでたどり着かなかった時は、「お助けカード」があるようですよ。

 

また、クッキーやケーキを展示したり販売したりするお店も並んでいます。

この、たくさん並んでいるクッキーも、子どもたちのこれまでの遊びの工夫がギューッとつまっています。

ぜひ、見比べてみてください。「サラ粉だけで作った型抜きクッキー」「どろんこが固まるちょっと前にサラ粉を振りかけたクッキー」など、それぞれの探究の成果が表現されています。

 

また、テントウムシやカマキリ、カブトムシに夢中になって遊んでいた子どもたちもいます。しかし、季節は冬入り口、残念ながら、寿命を迎えていきました。

しかし、そこで得た経験や学び、情熱は継続中。「研究所の博士」になって、虫の講座を開きます。大人も知らない、自分たちの経験から生まれたディープな内容ですよ(笑)。

 

サッカーを楽しんでいた子どもたちは、ボール繋がりでボーリングコーナーをしています。やり方を説明する表現として文字を使ったり、点数表示をするために数字を使ったりなど、就学を控えた年長そら組の遊びは、そこかしこに文字や数字が使われています。

このように、一つ一つの遊びには、これまでの「遊びの積み上げ」があちこちにみられます。ぜひ、当日は子どもたちとのやりとりを楽しみながら、細かいところまでみていただき、声をかけていただきたいと思います。おそらく、きちんと返事があることと思います。また、そら組とことり組の、発達による表現の差や、内容の違いにもご注目ください。

個々の遊びのストーリーについては、学級便りをお待ちください。では、たくさんある遊びを、写真で紹介していきます。

こどもまつりまで、あと3日。どうぞ、お楽しみに。また、どうぞ皆様、体調管理にお気をつけください。

 

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