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フォトニュース

2019年6月21日

ニュースの写真1

先日、島根大学の松本一郎先生に「どろ団子教室」を年長対象に実施していただきました。昨年から楽しんできた、どろや土・水に触れての遊びが、年長の今の時期にふさわしい「探究的な遊び」に向かうためのヒントをいただきます。

太陽⇒雲⇒山に雨が降って・・・楽しくわかりやすく、地学の話を目の前の土と結びつけられるよう、話してくださいました。子どもたち、真剣です。

松本先生が昨年作ったどろ団子を落としています。わあ、われる!!

なんと、ヒビ一つ入りませんでした。

原材料は「土」と「水」。その日の気温や湿度、手の温度などで、配合や仕上がりが違ってくるそうです。工夫の余地がたくさんありそうで、私なんかとてもわくわくします。このわくわくを、子どもたちなりに感じて欲しいです。

「♪にぎにぎにぎにぎ~」とにかく、よく練って土の粒子を均等にすることが大事です。子どもに任せると、この工程を省きがちで、結果でこぼこの団子になります(もちろん、それでよいのですが)。

ほら、練ったことで、なんともきめ細やかな団子ができつつあります。子ども自身が、これまでの団子との違いに驚いていました。

「♪ころころころころきれいになあれ♪」松本先生作詞作曲の歌にのせて、大事に丸めていきます。

松本先生から、「今日みんなはどろ団子の『研究』をしたんだよ。」と最後にまとめてもらいました。

『研究』という言葉、幼児期の子どもたちには馴染みが薄い言葉ですが、今日体験し、興味もったどろ団子作りを、次の探究(知的な興味関心・閃きや自分なりの創意工夫)へつなげる言葉だと思いました。さすが松本先生、いい言葉をいただきました。一人一人、興味関心の広がりは違ってくると思います。明日以降の『どろ団子研究』を、しっかりと支えていきます。


水分を一気に飛ばしすぎないように、一晩ビニール袋の中で睡眠です。さあ、明日以降、どんなどろ団子になっていくでしょうか。

 

ニュースの写真1
ニュースの写真2

「さつまいもの苗には、頭とおしりがあるんだよ。おしりを土の中に植えてね。」大学の門脇先生に教えてもらいながら全園児でさつまいもの苗を植えました。「大きいお芋になってほしいな。」「甘いのがいいな。」「たくさんできるといいな。」と言う子ども達に、水やりのコツも教えてくださいました。大きくて、甘くて、たくさんさつまいもができることを楽しみにしています。

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