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フォトニュース

2020年5月8日

ニュースの写真1

コロナウイルス対策による休園が続きますが、 感染拡大防止のため、ご理解ご協力よろしくお願いします。

さて、来週は日にちを分けて木製遊具および絵本の貸し出しを行います。お子さんと自宅で楽しく過ごす時間の助けになれば、と思いますので、どうぞご利用ください。

なお、1家庭にカラ木ー積木100本(袋に入れてあります)、木音の部屋のおもちゃ1種類、絵本5冊となります。密を避けるため、なるべくお誘い合わせにならず可能な日時にお出かけいただくと喜びます。よろしくお願いします。

とはいえ、カラ木ー100本って何が出来るの?と思いますよね。そこで、遊び方の例として、教員でいろいろと作製してみました。

カラ木ーは同じ形(直方体)を自由に組み合わせることで、主体的に遊びながら、発想力や思考力、集中力を育んだり、眼と手の協応や手先の巧緻性を培ったり、達成感を味わったり出来る優れた遊具です。まずは、子どもに任せてみて、教員の例は参考程度にご覧ください。カラ木ーは、ロボ木ー同様、国産のヒノキ材で作られています。

では、トップバッターは、ことり組のちあき先生。「ことりぐみさんが積み上げていたやり方をそのまままねっこしてみました!朝の準備が終わったら先生や友達とカラ木―で一緒に遊んだね!「私より大きくなった~!」ってどんどん高くなったね。幼稚園が始まったらまた遊ぼうね!」

シンプルに、井形で組むタワーです。

続きまして、主任のふゆみ先生。「ロボ木―のおうちに、友達が遊びにきたよ。何やら楽しそうにおしゃべりしているね。今から2人は何をして遊ぶのかな!?」

組み合わせで、お家を作りました。ご家庭の人形と合わせて遊んでも楽しいですね。

では続けて、ことり組のかな先生。「迷路は自由な発想を広げていろいろなコースが出来るよ。何回も作り直すことができるので、発想次第でエンドレスに遊べます。レッツ発想を広げよう!ビー玉や小さなボールを転がしてもいいですね。親子で「ゴールにたどり着けるかな?」競争してもおもしろいです。」

平面的に迷路を作りました。こんな感じに、動物や花などを形にしても良いですね。

では、次はそら組の、のりこ先生。「簡単に積めて、高さ積みを楽しめます。カラ木―で遊ぶのは初めて!という子ども達にもおすすめです。円形が大きくなれば、”かまくら”にもなります。(それは幼稚園で作りましょうね。お楽しみに!)」

7,000本使うと、みんなで入れるかまくらが作れます。また、みんなで作ろう!

次は、私太田。機関車を作りました。ただの直方体の積み木である「カラ木ー」も、積み方でこんな形になると思うと、発想と工夫次第で何でも作れそうな気がしますよね。

ちなみに、この機関車は「カプラ」という積み木の代表例です。インターネットで「カプラ」を調べてもらうと、素晴らしい作品がたくさん見られます。カラ木ーに応用出来ますので、参考にしてください。

さあ、次は養護のこまち先生。「坂を下の段から作り上げていきます。土台の積み方によって、坂は急斜面にしたり緩やかにしたり出来ます。コロコロ転がるビー玉を見るのも、転がる音も楽しめます。最後にビー玉がどこにいったかわからなくならないように、ゴールにも工夫するといいですよ。コースの幅を広げたらミニカーも走らせられるかも!?」

ピタゴラスイッチのような仕掛けを作っても面白いですね。

さあ、次はそら組のひさ先生。
早く幼稚園にみんなの笑顔が戻りますように願いを込めて、流れ星。四角に積み上げるだけでなく、三角に積み上げることもおもしろいよ!積み上げる段を増やしながら星を並べてみました。いつもそらさんがしている積み上げを、星形にしてやってみるのもおもしろいと思うよ!」

三角形や四角形、物の高低など、遊びながらかたちが学べるのも積み木の良いところですよね。

では、最後に、ひさ先生が作っている「ネジネジ」の作り方を伝授します。

もちろん、一つ一つ積み上げていっても良いのですが、もっと確実なやり方です。

①数本のカラ木ーを角を合わせて積み上げます。

②下から、横の小さい面の長辺を半分ずつずらしていきます。回転軸がカラ木ーの中心にあるイメージです。

③全部ずらしたら、上に角を合わせて積み上げたカラ木ーを乗せます。

④乗せたカラ木ーを、また下の方から半分ずつねじっていきます。

これを続けていけば、簡単に、驚く程美しいネジネジができあがります。大人も楽しめますので、どこまでネジネジできるかやってみてください。もし100個ねじれたら、ぜひ写真を撮っておいてくださいね!どうぞ、ご家庭でお楽しみください。

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