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フォトニュース

2021年6月1日

ニュースの写真1

梅雨に入ったかとおもうと、天気の良い日が続きますね。暑くなってきましたので、幼稚園でもお弁当を冷房の効いている部屋に置いたり、お茶を飲むように声かけをしたりと、熱中症・食中毒などの対策をしています。皆様も着替え袋の点検や入れ替え、お茶の増量など、ご配慮よろしくお願いします。

さて、そんな季節の変わり目は、園庭にたくさんの生き物が現れる時でもあります。

触れ合ったり、調べたり、飼育してみたり。

身近な生き物とのふれ合いは「なぜ?」「見つけた!」といった気付きや発見の宝庫です。心情的に関わりながら、興味関心を膨らませて、たくさんの事を学んで欲しいと思います。

 

先週から島根大学の学生が教育実習を行っています。毎日の検温や体調管理、開始2週間前からの松江待機、家族外との食事の自粛など、厳格なコロナウイルス対策を実施しての教育実習です。次世代の教員養成は附属幼稚園の使命ですので、ご理解ご協力よろしくお願いします。子どもたちはとても嬉しそうで、大学生と関わっています。

 

さて、先々週から4日間、義務教育学校の9年生が、家庭科の授業で幼稚園に「ふれあい実習」にきました。基本的に1対1のペアとなって、40分一緒に遊ぶ、という授業です。年少ことり組さんとのふれ合いは、9年生がいろいろ聞き出して何とか一緒に遊ぼうとするけれど、園児はマイペースなのでいろいろ振り回される感じ(笑)。年長そら組は園児が自分の遊びに誘いかけて9年生が合わせて遊ぶ感じ(ついていくのが大変)。学年によって、ペアによって様々なふれ合いの様子が見られました。

自分のペアの園児を呼んで一緒になります。最初はお互い、探り探りの微妙な空気ですが、ここは9年生が積極的に声かけ等頑張ります。ただ、そこは子ども同士(9年生とはいえ)、すぐに安心して気持ちを寄せ合うような様子でした。

ひょうたん池にドボドボと入って、素手でメダカを捕まえる園児に、9年生は「おーすげー!」「どこにメダカがいるのか何で分かる??」と感動。一緒に入るよう進めても、「いや、いいです。」と思春期の対応(笑)。

しかし、一人が意を決して入水すると、続けて何人も入っていきました。「そうじゃない、さっと手ですくうの!」と、この場は園児が先生です。良いふれ合いです。

とりあえず裸足で走り回る園児を、同じく裸足で追いかける9年生。毎年同じ感想です、「痛い、足の裏が痛い、あの子達の足の裏はどうなってるの?」・・・いつまでも追いつけない9年生です。園児は、毎日の修練のたまものです。

サッカー遊び、ここはさすが9年生!華麗な足裁きに、本気で向かって行く園児たち。上手な9年生、憧れます。

築山のてっぺんに溝掘り工事中。「あれ、ペアのお兄さんはどこ??」と聞くと、「ああ、あのね、お兄さんは水くみ係。」コラコラ(笑)。お兄さん、汗だくで築山を登り降りしてくれました。

9年生は童心にかえったり、園児が思ったよりもいろいろな事が出来るのに驚いたりしていました。自分の成長を感じたり、自分が親になったときの気持ちを想像したり出来たことと思います。園児は、温かく遊んでもらいながら、近い将来の自分をイメージしたのではないかと思います。11年一貫教育の附属学園の良さですね。

また学園内で出会ったら、お互い声をかけ合うかと思います。9年生、ありがとうございました。

 

さて、先日5月生まれさんの誕生会を行いました。年少年長それぞれ1人ずつでしたが、上手に自己紹介などすることが出来ました。

可愛い赤ちゃん写真、心温まるエピソード、ありがとうございました。学級のみんなで、温かい気持ちになりました。

おやつは給食会より、5月と言えば、のイチゴクレープ。結構大きかったのですが、皆ペロリと食べましたよ。

 

さてさて、次々と紹介して行きます。本園の特色として取り組んでいる木育。その木育カリキュラムの入口で、ことり組は「ロボ木ー作り」をしました。ご指導いただくのは、もちろん島根大学名誉教授の山下先生です。

4歳児にわかりやすく、地球温暖化の話や、樹木が二酸化炭素を吸収して炭素固定をする話を、楽しく講義してくださいました。さすがです。

さあ、自分オリジナルのロボ木ーを作りましょう。木槌という「道具を使ってもの作りをする」、というのが大きなねらいとなっています。

この日は木槌で身体を作って、ボンドで顔を作りました。顔だけでも、個性的なロボ木ーができました。後日、装飾をします。今月は「講座つき」でロボ木ー教室があります。親子でロボ木ー作りを体験していただきます。どうぞお楽しみに。

 

附属幼稚園では、就学に向けて、「体幹」を整えるための保育を様々に実践しています。姿勢を整えることで、それが「見る力」「聞く力」「集中力」につながっていきます。幼稚園では遊びの中で様々な身体の部位・筋肉を使って遊ぶのですが、遊ぶ前に諸筋肉をほぐしていく体操「体ほぐし体操」を毎日行っています。学習生活支援センターと共同開発した、本学園オリジナルの体操で、島根県・鳥取県の幼児教育施設でも、多数取り入れてもらっています。

定期的に、子どもたちの体幹測定をし、今後の指導に活かしたり、より効果的な保育のあり方を探ったりしています。本日は、ことり組初の効果測定日でした。さあ、これから園生活でどれだけ体幹が整っていくのか、楽しみです。測定には、学習生活支援センターの高木先生にお世話になります。本年度はフリートーク、講座つきでお話いただきます。どうぞお楽しみに。

 

先日は「子育てフリートーク」にお出かけいただき、ありがとうございました。島根大学から西嶋雅樹先生にお出かけいただき、「子育て不安とつきあう」という演台でお話いただきました。

「ライフステージに応じてこれからも不安な気持ちは無くならないので、無理をせず、上手に付き合っていきましょう」というお話に、「気持ちが楽になりました」とたくさん感想をいただきました。西嶋先生は附属学園のスクールカウンセラーでもあります。なにかご心配なことがありましたら、それこそ無理をされず、ご相談いただきたいと思います。

子育てフリートークは、保護者の皆様に島根大学や附属の先生の話を聞いていただける機会です。今後も様々なテーマで行いますので、ぜひ構えずにご参加ください。小さなお子様を連れてこられても良いですよ。

 

まだまだお伝えしたいことはあるのですが、長くなったのでまた次回に。

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