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フォトニュース

2024年4月30日

ニュースの写真1

今日は、そら組では、半分の子どもたちのひのき箸作りでした。山下先生、細田先生、学生さんに来てもらい、先日同様、手厚く指導いただきました。

ひのき箸、出来たよ!

皆様、ありがとうございました。今日、削り花を持ち帰ったかと思いますので、ヒノキの香りをお楽しみください。

さて、今日もこの後に会議があり、自分でみつけた遊びがしっかり見られませんでしたので、簡単に写真だけでお伝えします。

その代わりに、今日は、子どもが降園した後の幼稚園の出来事をお伝えしたいと思います。

附属学園の柱である、未来創造科。5年生は、森林や林業について、これから学びを深めていく計画をしておられます。その入り口として、本園の「木音の部屋」で遊ぶ経験をさせたいとの依頼で、ぜひぜひ、と来てもらいました。

今の5年生は、木音の部屋が竣工したときに、在園していた子どもたちです。自由に遊んでいいよ、との簡単な導入の後、どうするのかな、と見ていると。。。ヒノキの玉に何人も直行(驚)。

そう、竣工の年に在籍した子どもたちは、当時の冬休みにヒノキの玉を家に持ち帰り、紙やすりでツルツルに磨いてきたのでした。自分で磨いた玉に、名前が焼き入れしてあります。懐かしいね、ちゃんと覚えていたね。みんな、自分の玉がみつかったかな??

初めて来た子どももたくさんいました。これは何のおもちゃ?どうやって遊ぶの?5年生になると、平素は話しかけてもはにかんで返事無し、みたいなお年頃なのですが、今日は皆、満面の笑顔で木製おもちゃに夢中です。

園児はこの部屋に来ると、おもちゃに目が行って、あまり「カラ木ー」では遊ばないのですが、5年生には大人気。思い出してフェンスを作ったり、高く積み上げたり。さすが上手。

個人的に、遊んでいる5年生をみて、感慨深くなりました。大きくなったね、というか、経験や思いでが残ってるね、というか。幼稚園の教員として、永く附属に勤務させてもらっている身として、とても幸せな気持ちになりました。

今日は、「なぜこの木音の部屋には、こんなにたくさん木のおもちゃがあるんだろう」という課題意識を持って来ています。遊んだ後は、自分で感じたこと、気付いたことを、シートにまとめます。

紙にまとめるのではなく、chromeブックでまとめていきます。さっと開いて、wifiを確認して、タイプしていきます。5年生、すごい、かっこいい!

明日は、もう一つの学級が来てくれます。木音の部屋は、附属学園の宝だと思っています。どんどん、前期も後期も活用して欲しいです。

さて、もう一方では(同時進行)、教育学部長 川路先生による「造形表現」の授業です。5名の学生が、附幼で体験学習を行いました。まずは、遊戯室でカラ木ーをつかって造形表現。「自分の背の高さ」まで積み上げる、という課題に、それぞれ工夫をした積み方で取り組みました。

カラ木ーを3本使って効率的に△に積み上げたり、安定の4本で井形に積み上げたり。これは、個性的な積み方(笑)。

続いては、園庭で泥団子作り。課題は、「大・中・小の団子を作る」です。

おにぎり、上手です。

いや、それは、でかすぎるでしょう(笑)。

大学生が、サラ粉を探して右往左往。園児がいれば、すぐに教えてくれた事でしょう。

何とか、時間内に出来ました。皆、久々の(いつ以来?)泥の感触を楽しんでいました。

最後は、築山から転がします。楽しそうです。川路先生と「築山に、団子を持った大学生。青春だね。」と見ながら笑いましたが、本当に、島根大学、いい大学です。よい若者たちです。

そんな島大生つながりですが、来週から、附属幼稚園で、幼稚園免許を取得する学生の教育実習が始まります。今日は、そのオリエンテーションがありました。本年度はなんと、年間通して4人×4回の教育実習(計16名)があります。子どもたちとの園生活の中で、幼稚園教育をしっかりと学んで欲しいと思います。

このように、子どもたちが降園した後も、幼稚園はいろいろな行事が目白押しです。そんな中を縫って、先生たちは今日の保育の記録をとったり、明日の準備をしたりしています。

さあ、明日も元気に登園してくれるのを楽しみにしています!

 

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