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フォトニュース

2025年6月10日

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ニュースの写真1

先週末は、全国附属学校連盟総会で東京に出かけてきました。会場は、何年かぶりにお茶の水大学の講堂でした。

文科省から、「これからの附属学校に期待すること」の講話を聞いたり、全国の附属の園長・副園長と現状と課題を共有したりしました。本園も今年から預かり保育を始めましたが、時代に即した運営が求められていることを痛感しました。

↓写真は、お茶の水大学附属幼稚園の園舎です。とても歴史ある建物で、今回は中に入りませんでしたが、講堂や廊下など、とても趣のある幼稚園です。

さて、今日は環境部の春花壇担当の皆様が、花苗植えをしてくださいました。雨がふるギリギリでしたが、皆様汗だくで作業をしてくださいました。

きれいな春花壇になりました。これから水やり当番よろしくお願いします。また、お子さんと一緒に、花を眺めてくださいね。

子どもたちの一人一鉢も、ぐんぐん育っています。そら組の「子どもピーマン」も、花が終わってピーマンがなり始めています。毎日の気持ちを込めた水やりの成果ですね。

毎日の生長の変化を記録するために、デジタルカメラで撮影をしています。これは、とても有効な「デジタル機器」の活用法だと思います。

朝のげんきっこタイムが始まるほんの数分の時間に、ペア同士でブルーベリーの実を探していました。そら組さんが、何処に実があるのかを教えてあげています(まだ収穫には早いですが)。こんな関わりを見ると、そら組ことり組の仲が深まっているな、と嬉しくなります。

さあ、元気に体操をして、身体をほぐしてから遊びましょう。

砂場では、そら組が夢中で工事をしています。「向こう側から来る水を、砂を固めて、とめているんだよ。」

「水を入れると、砂が柔らかくなるでしょ?そこにグリグリ穴を掘って、水を流すんだよ。」「スコップでたたくと、砂がカチカチに硬くなるよ。」 なるほど、素材の特性を生かして、工夫して遊んでいますね。

隣では、ことり組が夢中で工事をしています。パイプを組んで、水を流しています。こぼれないように、組み方を考えています。

グミの実をさんざん食べ尽くしたことり組(笑)、ついにグミは色水の材料になりました。写真が小さいですが、見えますかね、グミの量や他に入れる物の工夫で、きれいなピンク色ですが、色の差が現れています。

桑の実も、食べる以前に、色水の材料です。大人は「色づくまで待とうよ~(食べるために)」と思ってしまいますが、色水遊びの素材を見つけて、試そうと探求している子どもたちなので、これは仕方ないですね。さてどんな色が出るかな??

と言っていたら、こちらでは、まだ青いブルーベリーの実で試しています(笑)。こちらは、どんな色が出るのでしょう。

ことり組さん、ダンゴムシ、大好きですね! 研究者のように、居る場所を探して、捕まえていきます。

「みてみて、ダンゴムシ。7匹いるよ。」おー本当だ、数えるときちんと7匹います。このように、遊びの中で「数量」の概念を獲得していきます。遊びに使うから、主体的に学んで、覚えていくのです。

どろんこハウスが出来てから、子どもの遊びの導線が、どろんこハウス・ツリーハウスの方に移動してきたように感じています。子どもたちにとって、じっくり落ち着いて、涼しく遊べる空間になったようです。


「みてみて、クッキーたくさん出来たよ、美味しそうでしょう!」 うん、美味しそう!

職人のように、サラ粉を大量に製造中。

ここは、クッキー作りを、たくさんのパティシエさんが行っています。

昨日はピザ生地を作ったそうですが、上手くいかず、話し合いながら開発中だそうです。そら組では、このように遊びの中で生じた困難を、友だちと相談しながら解決していく、探求的な遊びが増えていきます。

ツリーハウスの中が、素敵なカフェのような空間になってきました。

本当にお茶をのんでゆっくり過ごしたい。。


そら組保育室に行ってみると、あれ、どろんこハウスの常連さんたち、今日は部屋仕事??

どろんこハウスでしている、パン屋さんの看板を作成中でした。カラフルな色使いもですが、工夫ポイントは、雨に濡れても大丈夫なように、ビニールコーティングしている(イメージはラミネートでしょうね)ところです。すごい、よく考えました。

最後に、この写真。

今日は、誰も遊んでいない、築山のコースです。看板には、「つづきをするので、このままのこしているよ」とのメッセージが書かれています。

幼児期の遊びは、日によって、時間によって、周りの環境によって、遊びが変化していきます。夢中になっている遊びでも、今日は違うことをして、また次の日に帰って来る、といった姿がみられます。そんな時に、こうやって遊びの場をきちんととっておける園の環境であったり、約束をみんなで守れる子どもたちの育ちであったりすることが、幼児教育では大切になります。

さあ、明日はどんな遊びが繰り広げられるのでしょうか。ついに梅雨入りしましたので、テラスや屋内の遊びにシフトしていくかもしれませんね。

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