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フォトニュース

2020年6月5日

ニュースの写真1

園庭のセンダンが満開を終え、少しずつ散り始めました。子どもが「先生、雨が降ってる!」というので見てみると、ハラハラと散るセンダンの花びらに日射があたって、キラキラと幻想的な風景に目をとめていたことがわかりました。素敵な感性だと思います。

毎日30度近い気温で、すっかり夏めいてきましたね。先日掲示でお伝えした通り、熱中症および呼吸困難対策として、屋外活動の際はマスクを外しています。まめに水分補給もしながら、園庭で元気に遊ぶ子どもたちです。では、今週の様子をお伝えします。

季節の変わり目は、動植物の変わり目でもあります。自然に囲まれた園庭では、子どもたちがたくさんの気付きを遊びに取り入れています。「わあ、たこさんのウィンナーがある!」と、ことり組のこどもたち。

なんだかわかりますか?ザクロの実が大きくなる前に落ちてしまったものです。本当にたこさんウィンナーそっくり。続いて、子どもたちが「小さいスイカ」といってごちそうの具材にしているこの植物。

可愛い紫の花が咲く、ニワゼキショウの実です。こんな初夏の植物がどこにあるのか、探索して覚えていきます。それを教えあって、集めて、花束やごちそうを作っています。

そら組は、いろいろな花や葉を使って色水作りが盛んです。遊びが深まると、自分が欲しい色を作ろうと工夫します。派手なピンクの色水に、サラ粉を混ぜて、素敵なピンクグレーを作っていました。大人な色にびっくりです。

色水に、色を出した植物を入れて、美味しそうなジュースの出来上がり。デリバリーもしています。

一所懸命遊んだら、気持ちを込めて、明日のために片付け。継続して遊びこむために、教員と子どもで片付け方も考えています。

続いて小動物との関わりです。虫かごを抱えて、そら組さんが生き物探しに出発です。

トンボや蝶を捕まえようと頑張りますが、当然難しいです。さあ、これから工夫して捕まえていきましょう。草むらには、まだ多くはありませんが、バッタやキリギリスの赤ちゃんが出始めました。

一方、ことり組。ウサギのクローバー宅の庭にある椅子をどかすと、そこからは・・・

ミミズ、ナメクジ、ゲジゲジなど、うじょうじょと!ギャー、と言いながらも興味津々、みんなでバケツに集めていました(笑)。

「飼う」そうですが・・・あとは担任さんお願いします。

そら組は、一人一鉢でフウセンカズラの種を植えました。枯れ葉を敷いて、土を入れて、種を植えました。

子ども大好き、可愛いハートマークの種です。この種が生長して、また種が出来るサイクルを、心を寄せて世話しながら体験して欲しいです。楽しみですね。

自分の鉢に水をあげるだけでなく、園内のプランターや畑に自主的に水やりをするそら組さん。さすがです。

さすが年長さん、で、もう一つ。ツリーハウスのサラ粉作り(何でも屋さん)。私(太田)、先日どろ団子作りに使いたくて、サラ粉を買いに行きました。

値段を聞いてびっくり、一ビン10万円。「えー、高いなあ」というと

「だって、これ本当にすごーくサラサラの、宝物なんだよ」「ずーっと頑張って集めてきたサラ粉なんだよ!」と力説されました。そうだよね、知っています。何日もかけて、集め方を工夫して、友だちと集めて、ようやくビンいっぱいになったサラ粉。そんな自分達の遊びに思い入れと自信をもっていることに、嬉しくなりました。

もちろん、分けてもらいました(笑)。荒い砂の上に、特性サラ粉をかけて、ケーキ作り。どんどん遊びが深まり、広がっていきます。

長くなってきたので、あと何点か簡潔に。砂場に、日よけを設置しました。

そら組・ことり組共に、小松原養護教諭から新型コロナウイルス対策としての手洗い指導をうけました。

そら組は、給食が始まりました。前期課程のランチルームで、距離をとって食べています。

今年から、前期課程の1年生と同様、牛乳をいただきます。コロナウイルス対策で、今週は配膳しやすい丼物のメニューとなっています。

お伝えしたいことがたくさんありますが、また学級便りをご覧ください。改めて、幼稚園の生活、幼児期の子どもの世界、また幼児教育って面白いな、と実感する毎日です。

 

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